Green, blue and etc.

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レシピ本のあり方

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たまたま朝のNHK滝沢カレンがゲストに来ていて自分のレシピ本の紹介をしていたのだが、これが意外に感動的な発見があった。既に話題になってるかも知れないが、このレシピ本、まともに分量が書いてない。「醤油を挽肉全員サービスのつもりでかけ」とかなのだ。番組では博多華丸(未だにコンビ名なのか個人名なのかあやふやだけど)が実際に坦々麺を作っていたのだが、分量が分からないと、挽肉の量を睨み仕上がりの状態をイメージしながら、自分で適量を考えなければならない。

結局仕上がりはすこし薄味になったみたいだけど、こういう自分で考えるというプロセスを毎回経ることで、肉の量に対してどれくらい調味料が必要か、という事が次第に分かるようになってくるんだろう。実に教育的効果に高いレシピ本である(たぶん)。

今時の分かりやすさ至上主義に一石を投じる好企画本と言えよう。

自分で買うかどうか分からないけど、気になる方はぜひ。