少し前になりますが、岐阜の各務原航空宇宙博物館に行ってきましたのでその報告など。
「各務原」は「かかみがはら」と読むそうで。最寄の駅は「各務原市役所前」になりますが、東京人には難易度の高い地名です。駅名くらいは平仮名にしては?と地元に詳しい知人に話したところ「読み方に諸説あり仮名にするといろいろ論争になりそう」とのこと。確かに調べると、かつては「鏡」を当てて「かがみ」だったという説もあるようです。
ともかく、新幹線で名古屋へ向かい、さらにJRで岐阜駅、名鉄岐阜から名鉄各務原市役所前へ、そこからタクシーを呼んで博物館へ(バスもあるようですが、限られたスケジュールのなかで非現実的)。名古屋から1時間半以上もかかったので、ここはレンタカーにすべきでした。。
あとで知ったのですが、ここは戦闘機「飛燕」の実機の展示で話題になっていたようなのですが、個人的には特に飛行機や零戦に関心があるわけではなく、単なる機械好き、博物館好きなのです。ここは特別大きな施設でしたが、時々、地方のちょっとした資料館みたいなのを見にいくのも楽しいですね。
理系出身なので?いまだに巨大な機体が飛ぶことに懐疑的で、滅多なことは飛行機には乗らないようにしています(九州でも北海道でも地べたを這っていけますし)。ただ、今回見学してみて、地上にある限りは飛行機という機械はそれなりに信用できるように思えました。
この博物館の展示方法はなかなか素晴らしく、照明に工夫があり、また機体の上に別の機体をつるすなど空間を重層的に使っているのが印象的です。
なんとなく見ていましたが、これだけ機体が入っているということは相当巨大な格納庫ですね。上からじっくり撮影できるというのも素晴らしい。
零戦の展示室の二階にはちょっとしたカフェがあり、中空につられたもう一機の機体が真横に見られます。さらにその上にも美しい機体が。とてもセンスがいいですね。
屋外にも展示があります。夏でなければじっくり見学したいところですが。。
子供連れなら半日、大人ひとりなら丸一日にでもいられそうなスポットです。