上野にある国立科学博物館が週末は夜間開館しているとのことで、ちょっとのぞいてきました(といっても20時閉館ですが)。
日本では基本的に撮影NGが多い博物館の中で、常設展示の撮影を解放している稀有な博物館です。といってもあまり恐竜とかには関心がないので、主たる目的は建築撮影です。
ちなみにこの日本館と呼ばれる建物は1931年に、文部省内の建築部門によって設計建築されたもののようです。いわゆるお役所建築として逓信省が自前で設計をしていた話は聞いたことがありましたが、文部省も建築部隊を持っていたんですね。文部省だといろいろ教育に関わる建物をもってそうなので調べると面白いかもしれません。
昔、朝日新聞が夏目漱石を社員として迎えて自社用に新聞小説を書かせていたのと同じような感じかも知れません(全然違うか。。)。
なお上の写真は例によってホワイトバランスを太陽光に設定していますが、実際の色は下のオートWBで撮った写真の方が近いと思いますね。
せっかくなので16mmのパンケーキレンズにソニ純正のワイコンをつけて撮ってみましたが、後でトリミングしたくらいなのでコンバータは不要だったかも。
階段も撮ってみましたが、ぼかしすぎるともうなんだかわかりませんね。
金曜夜は、閉館時間が近づいてくると来館者がほとんどいなくなるので、無人の展示室を撮れたりして面白いかもしれませんね。