X-T50 x SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN
先日、手持ちの X-T30を X-T50にアップグレードした。
乗り換えの最も大きな理由は、X-T30のダイアル類などの操作まわりの反応がやや怪しくなってきたことだが、もう一つはX-T50にフィルムシミュレーションダイヤルが新たに装備されたことが大きい。
基本的にモニタのメニューを見ながら設定を変える、という行為が得意ではないので、物理的なダイアルの搭載は大きな変化。FUJIFILMカメラを使う最も大きな理由は、クラッシッククロームがあるからで、それが容易に切り替えられるのは有難い。
加えて、他メーカーではほとんど見られなくなった、チルト式モニタも個人的には必須の条件。さらに手振れ補正も搭載されている。
決して安くはないが、 X-T30と他のあまり使わなくなったレンズを下取りに出したので、大きな出費にはならなかった(恐るべき魔術というか泥沼…)。
ボディはブラックを選択。店頭にシルバーもあったが、やはり質感はブラックの方が上(まあ個人的好みだか)。いやはや、改めて見ると実に格好いい。
まだ全然使い込んでいないので評価はできないが、基本的に操作周りもボディサイズも先代とあまり変わらないので、違和感なく使える。
この日は、東京建築祭で内部公開されていた旧近衛師団司令部庁舎へ。3時すぎについてみると結構な人だかり。係員の人が「40分くらい待つかも」と言っていたのでどうしようかと思ったが、割に早く列が進むようなので待っていたら20分くらいで中に入れた。
基本的にここに上げた写真のほとんどはクラッシッククローム。こういう建築の写真に合うような気がする。いい感じですね。
さすがに4000万画素を超える画素は無理があるんじゃないか、と思ったが今回の写真を見るか限り、あまり気にしなくてよさそう。ただ、一枚一枚のデータはさすがに大きい。
旧式のPCでデータが扱えるかやや不安だったが、こちらも大丈夫そうだった。ただ、トリミング時にいつも使っているフリーウェアのJTrimだと最大縮小率が10%なので、モニター内に写真全体が収まらない。もう一つ使っているPhotoScapeというソフトだと、自動的に表示サイズに合わせて、自動的に適正に縮小してくるようなので、こちらを使った方がよさそう。
せっかくなのでまずは色々なフィルムシミュレーションを試してみよう。