ふたたび梨木香歩。
様々な地名に関する短文集。いわゆる雑学本じゃなくて純然たるエッセイですね。「塩尻」が塩の道の終着と気づいた・・とあるけど、そもそも塩の道があること自体知らなかった。。確かに、昔は塩を内陸に運ぶこと自体に意味があったんですよねえ、きっと。
最近じゃ、あちこち併合して妙な地名を作ったり、現状に合わないからって簡単に駅名を変えようとする連中がいるけど、まったく愚かなことですね。地名にこそ地元の人すら知らない歴史が込められてるっていうのに。
だんだん歳とともに、苦言が多くなってる気がする。。