歌なんてどのようにつくってもいいのだ、と教えてくれたのは井上陽水だった。
そう言えば昔、奥田民生が陽水と共作したときに驚いた話として言っていたのが、彼は歌詞の中で決まっていない部分があると、言葉の意味などは関係なく、その部分の符割(リズム)や前後の韻だけで適当な言葉を当てはめていた、ということ。
名曲「少年時代」の歌詞「風あざみ」も彼の造語というのはよく知られた話ですね(でも聴いていて全く違和感はないが)。
ついでに思い出したけど、伊勢正三の「なごり雪」は名曲だけど、この言葉自体が造語なんですよね。言うとすれば、なごりの雪。今となってはそっちの方が違和感がある。まあ、どうでもいい話だけど。