Netflixで「Coda コーダ あいのうた」の配信が始まった。
以前劇場公開時に、ここでも紹介したけど、この機会に見られる環境の方はぜひご覧ください。
ちょうどNHKでも聴覚障害をテーマにした連続ドラマ「しずかちゃんとパパ」が放映中で、そのなかでもCODAの意味が説明されている。
【CODA…children of deaf adult/s】聞こえない、もしくは聞こえにくい親をもつ、聞こえる子どもたち）
※以下ちょっとドラマのネタバレ
「しずかちゃんとパパ」では、「コーダあるある」として、大きな音を出しがち、好意があると誤解されがち、など特有の生活環境から生まれる癖について触れられている（そして、それがストーリーを形成する要素の一つにもなっている）。
CODAが成長の過程で、親を支援するため人生から自分自身のための人生をつかみ取っていく物語、なのだと思う（NHKドラマの方はまだ途中なので、エンディングがどこに向かうのかわからないが）。
両作品ともエンターテインメントとして十分に成立していて、そのうえで新たな気づきがある。
お時間あれば、ぜし。
ところで「しずかちゃんとパパ」では、親戚のおばさん役としてベテラン女優の戸田恵子が要所で登場する。ばたばたと余計なことをして家族を引っ掻き回す演技が実にいい味を出している。
それにしてもモノクロ撮影、楽しいですね。
