Green, blue and etc.

Cameras: SONY α7S, OLYMPUS OM-D E-M1, DMC-GM5, DMC-GF7, FUJIFILM X-T2

 Netflix リンカーン弁護士

 Netflixのシリーズもののドラマ「リンカーン弁護士」が面白くて、ちびちびと細切れに観ていた。
いわゆるハードボイルドものとは少し違って、妙なディテールのこだわりもないし、特に気の利いたジョークや派手なアクションシーンもない。ただ裁判をいかに闘うか、に焦点を当てて物語が進んでいく。これがなぜか面白い。

 


主人公は2度の離婚経験者で、子供や家族に執着があるのはよくある設定。割といいクルマに乗って、高級住宅に住んでいるのがちょっとユニークか。かなり仕事のできる弁護士、ということなんだろう。

娘が学校で「パパは悪人の味方をしてる」と言われたと訴えると、それでも有罪の人間を弁護する方が、無罪の人を弁護するより気が楽だという。無罪の容疑者の弁護に失敗すれば、それは罪のない人が投獄されることを意味する。なかなか、厳しい仕事なのだ。

裁判を有利にするため、陪審員の選定をアドバイスするコンサルタントの話が出てくるんだけど、ここら辺の駆け引きが面白い。
そういえば昔、陪審員コンサルタントが重要な役割を果たす映画があったはず。記憶をたどっても絶対思い出せないだろうな、と思ってたら、検索で一発で出てきた。「ニューオーリンズ・トライアル」っていう作品。こちらも、面白い映画だった(と思う)ので、お時間があればぜひ。