Green, blue and etc.

Cameras: SONY α7S, OLYMPUS OM-D E-M1, DMC-GM5, DMC-GF7, FUJIFILM X-T2

夏の終わり

f:id:kitakaze2018:20210920213542j:plain夏の微熱が残ったような、わずかな蒸し暑さを感じる時節ですね。
ぼーっと外を歩きながら、夏の終わり特有の柔らかい風にあたっていると、冷房とは全く違う、心地よい涼しさを感じる。まったく、これ以上気分のいい季節はないんじゃないかと思って、つい道行く人に共感を求めたくなるほどで。
これがもう少し涼しい季節になると、ちょっと肌寒く感じたりして、ありがたみが薄れてしまう。

f:id:kitakaze2018:20210920214503j:plainなんで風にあたるってこんなに気持ちがいいんだろう、と思って歩きながら理由をちょっと考えてみた(ヒマですね)。
結論、と言うほどでもないけど風は「見えない」からなのでは。
例えば、冬場に温泉に入るのはもちろん気持ちいいものだけど、実際に湯に浸かって「暖かい」と感じる前に、視覚から「暖かそう」という情報が先に入ってきてしまう。
その点、風は体表面から熱を奪っていく瞬間まで何の予告もないから、余計な思考回路をスキップして、よりダイレクトに脳に心地よさを感じさせるんだと思う。
ついでに冷房との違いで言えば、複雑で不規則な間断や風量の変化も、(今のところ)エアコンでは再現できない特質で。技術的には、無限の風量パターンを生成し続けるのはそれほど難しくない気がするけど、まあそんなものに価値を見いだす人は稀でしょうね。。

相変わらずどうでもいい話ですが。。