Green, blue and etc.

Cameras: SONY α7S, OLYMPUS OM-D E-M1, DMC-GM5, DMC-GF7, FUJIFILM X-T2

キャロル・キングとその時代


LUMIX DMC-GF7 x LUMIX G 25mm/F1.7 

渋谷でキャロル・キングの記録フィルム「ホーム・アゲイン ライブ・イン・セントラルパーク」を観る。彼女が1973年に行った伝説的なフリーコンサートのドキュメンタリーだ。
冒頭弾き語りが始まると、その歌声はまさに71年の名盤「タペストリー」に録音されている声そのもの(当たり前だけど)。
知らなかったけど、ジョニミッチェルもコーラスでタペストリーに参加している。名盤で私の愛聴盤でもあるジョニミッチェル「ブルー」も同じく71年の作品。ほんとにすごい時代だった。

元々「シンガーソングライター」というのはキャロルキングのように曲を作ってレコード会社に持ち込んでいた作曲家が、売れ残った曲を自分で歌いだしことが始まり、と言われている(たぶん)。
この映画に出てくるソングライター時代のキャロルキングの写真には、溢れるような才能を感じさせる輝きがある。そりゃまあ、こんな人を裏方にしておくのは惜しい、と周りの人は思うだろう。

 

で、映画の方だが、前半が弾き語りで、後半からはバンドが入ってくる。デヴィッド・T・ウォーカーのをはじめとするバンドとの一体感が素晴らしい。
あと花束が客席からステージまでパスされていく場面とか時代を感じさせますね。

劇場はがらがらだったので、せひ。