先日テレビの旅番組で、この蓄音機館を紹介していて、昔行ったことを思い出し写真を発掘してきました。
基本的に地方に行くと地元の博物館を開拓するのが好きなんですよね。。
場所的には、頑張れば兼六園からも徒歩で行ける程度の距離だったと思います。私は横なぐりの雪で危うく遭難しそうになりましたが。ちなみに結構綺麗で立派な建物です。
なお個々の蓄音機のクローズアップ写真はNGとのことだったので、引いた絵になってます。
ここの目玉は、1日数回ある蓄音機の実演(?)です。これはちょっとびっくりするくらいの感動がありますよ、特に音楽好きには。
蓄音機って、盤を回すにはゼンマイなどの動力を使うこともありますが、音量の増幅には一切外部の力に頼らず、ドローンというか、あの大きなホーン状の管で拡声するんです。なんで、ものによっては巨大なホーンがついてます。
実際、そうとは信じられないくらいの音量が得られます。音の解像度なんて全く問題外のローファイそのものという音だけど、まあじつに豊かでおおらかな響きなんですよ。
子供のころ、スピーカーをオフにしてレコードに針を落とすと(おお、懐かしい表現)、小さいながらも盤から直接音が聴こえてきて、それがどうにも不思議な感じがしたものです。・・・話がどんどん外れていきますね。
ちなみに私が行った時は聴講者は他に3名くらいでした。なかなか贅沢な環境ですね。
それにしてもまあ良く集めたもんだ、というくらい凄いコレクションです。
兼六園に行かれる際には、是非デモの時間を確認の上お立ち寄り下さい。