LUMIX DMC-GX7MK2 x SIGMA 56mm F1.4
遅ればせながら(いつものことだが)、渋谷でライブ映画「Eric Clapton Live in San Diego」を観る。バンドはバックにはデレク・トラックスを従えた強力な編成。
ゲストにJ・J・ケイルが登場するが、演奏中に横目で彼を見やるデレクの表情が、何事かを学ぼうとする真面目な学生のようで微笑ましい(スライドギターの音がいつもよりちょっと細いような気もしたが)。
クラプトン先生の例のビブラートとベンディングは健在で、リラックスした演奏を繰り広げていたが、やはり耳が行くのはデレクのギター。Anydayのイントロで、オリジナル通りにスライドが絡んでいくところは鳥肌もの。こうやって、ひとつの音楽の系譜が受け継がれていくんだなあ、と思った瞬間だった。