映画「シアター・キャンプ」を見る。ドキュメンタリータッチの痛快なコメディ。
資金難に瀕した子供向け演劇サマーキャンプに、オーナーの息子の金融マンが乗り込んでくる。もちろんミュージカルには全く関心がない。
よくある設定だけど、経営者とスタッフの対立、みたいな定型のストーリーにはならない。居場所をなくした子供たちの舞台で輝く姿も感動的だし、なにより制作陣の演劇愛がこの作品を特別なものにしている。センスある音楽とともに挿入される、意外に奥深いセリフからもそれが伝わってくる。
劇場ガラガラなので、お時間あればぜひ。