Green, blue and etc.

Cameras: SONY α7S, OLYMPUS OM-D E-M1, DMC-GM5, DMC-GF7, FUJIFILM X-T2

動く彫刻 前田昌良作品展


LUMIX DMC-GF7 x LUMIX G 25mm/F1.7

前田昌良の作品をいつどこで見たの定かではないが、いつか作品展があればぜひ見てみたいと思っていた。
今回は、「光へ漕ぐ舟 ~手から生まれるはるかな広がり~ 浜口陽三と桑原弘明、高島進、前田昌良」とのことで、個展ではないが、何しろ都内で作品が見られるということで、さっそく足を運んでみた。


小川洋子「猫を抱いて象と泳ぐ」 の表紙の作品、といえば分かる人も多いのでは。


それほど作品数は多くないが、入り口付近には来訪者を導くような天使が。

 

前田作品の特徴は「動く」こと。
らせん状のワイヤーのクランクを回すことで、人形がふらふらと歩きだしたり。
来館者が自分を含めて二人だけだったので、受け付けの人が説明しながら実際にいくつかの作品を動かしてくれた。



DMC-GF7はコンデジくらいコンパクトなので、この手の展示会にはよく持参してパシャパシャ撮ってる。カメラが小さいと威圧感がなくていい。

忙しい時代に、こんな静かな作品を作り続けている作家がいると思うと、少し豊かな気分になる。

 

ワイヤーに沿ってひらひらと回転しながら落下する花。

 

 

こちらの飛行機は、中心の垂直な軸がらせんになっていて、回転しながら高度を下げて着陸する。着陸時に軽くバウンドしながら少しづず減速するさまがかわいらしい。

入場料は600円ほど。とてもコンパクトな展示だが、見に出かける価値は十分かと。最寄り駅は水天宮前。

光へ漕ぐ舟 ~手から生まれるはるかな広がり~ 浜口陽三と桑原弘明、高島進、前田昌良 【ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション(浜口陽三の美術館)】 (yamasa.com)