Green, blue and etc.

Cameras: SONY α7S, OLYMPUS OM-D E-M1, DMC-GM5, DMC-GF7, FUJIFILM X-T2

広角スナップ的苦戦

f:id:kitakaze2018:20211123234112j:plainf:id:kitakaze2018:20211123234110j:plain引き続き昨年の写真ですが、いやはや広角で撮るのは難しいですね。

で全く関係ないのだけど、ちょっと前から見始めた「ザ・カセットテープ・ミュージック」っていう番組が面白い。マキタスポーツとスージー鈴木による音楽番組だけど、今調べたら再放送みたいですね。
ちょっと前は80年代の名曲がテーマで、個人的にどんずばな「恋人よ」(五輪真弓)、「Wの悲劇より」(薬師丸ひろ子)を取り上げてくれてた。若いころからあまり日本の音楽は聴いてこなかったけど、この2曲は別格。ほんとに何と豊かで伸びやかな歌声だろうと思う。歌心がある、とはまさにこのことですね。
それに比べて、最近の日本の女性シンガーはどうしてあんなに喉を締め付けるようにしてキリキリと高音で叫ぶんだろう。彼女らが歌い上げればあげるほど、耳をふさぎたくなってくる。

f:id:kitakaze2018:20211123234122j:plain

もう一曲取り上げていたのが、渡辺美里の「My Revolution」。日本のポップミュージック史上もっとも優れたイントロが耳に残る名曲。今や印象的なイントロを作ることなんて誰も考えてないようだけど。
この頃の渡辺美里の声は、繊細さと力強さが紙一重で同居していて、まさにあの年齢でしか歌えないものなんだろうと思う。

f:id:kitakaze2018:20211123234115j:plain

まあ、80年代っていうのは、本当に騒々しくて不毛な時代だったと思うし、個人的思い入れは全くないけど、それでもいくつか後世に語り継ぐべきものがあるっていうのは僅かな救いですね、我々世代には。

f:id:kitakaze2018:20211123234156j:plain

f:id:kitakaze2018:20211123234142j:plain

しかし、広角レンズは寄って撮れ、っていうけどなかなかよき被写体がないですね。