RICOH GR IIIx ポジフィルム
「『国境なき医師団』になろう」（いとうせいこう著、講談社現代新書）を読む。以前、「『国境なき医師団』を見に行く」を紹介したことがあったけど、こちらはその兄弟本のようなもの。
内容的に多少オーバーラップはあるけど、こちらは主にMSF（国境なき医師団のことですね）で働く人にスポットを当てている。
と言っても、参加しているのは医師ばかりではなく、ロジスティクスをケアする人が多数いる。治療の現場には清潔な水が重要、と言われると、なるほどと思う。
日本では一度MSFで働いて、その後、通常の企業に戻るのは容易ではない。そこで、もっとも簡単な参加方法が寄付。私も少額ながら寄付を。
MSFは、あらゆる立場から中立を守るため、企業や政府のファンドに頼らず、ほとんど個人の寄付を資金源にしているとのこと。シンプルで力強い決意ですね。
