Green, blue and etc.

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Netflix はなぜ「愛の不時着」を勧めてくるのか

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昨年なんとなくNetflixを契約してしまったものの意外に見る機会も少なく、それでもまあいくつか面白かったものを紹介しようかと。。
あ、今日のタイトルは特に意味ないけど、Netflixを立ち上げると必ず「愛不時」勧めてくるんですよね。日本人だったらとりあえず見とけ、ってことなのか。

 

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Formula 1: 栄光のグランプリ」

モータースポーツって元々まったく関心はなかったんですよ。。きかっけはマット・デイモンクリスチャン・ベールが出てた映画「フォードvsフェラーリ」だったかと(これは滅法面白かった)。その流れで勧められたのが、この「Formula 1: 栄光のグランプリ」。一話完結型のドキュメンタリーシリーズで、クルマに関心がなくても、背後にあるドライバーやチーム、スポンサーたちのドラマとして十分楽しめる。
日本では中々こうしたノンフィクション作品でエンターテイメントととして成立してるものってないですよね。まあ取材対象がそれなりの言葉を吐いてくれないと成立しないんで、日本人相手じゃ難しいのかも知れないけど。。

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スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ】
小劇場で行われたブルース・スプリングスティーンのワンマンショー。ぱっと見は長距離トラックのドライバーみたいな年期の入った顔になっちゃったけど、歌声はかわらずパワフル。工場で働いたことなどない、という自身の来歴のひとり語りも聴きどころですね。あの村上春樹も観に行ったとか。
そういえば昔レーガン大統領が、労働階級の気を惹こうと好きなミュージシャンはブルースだと言って、記者に「好きな曲は?」ときかれて何も答えられなかったっていう微笑ましいエピソードを思い出しました。

 

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デヴィッド・レターマン: 今日のゲストは大スター】

トークショーだけど、途中にロケも入ってくるところが独特。個人的に気に入ったのはジョージ・クルーニーの回。宗教的なものもあるかとは思うけど、幸運と富をつかんだ人は、それなりに社会に還元していく、というのは実にまっとうな考えだと思いますね。それにしてもジョージ・クルーニーってホントに魅力的な表情を持ってるなあ。

 

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【レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-】

米国の下院選に出馬した女性新人候補者の戦いを描いたドキュメンタリー。この作品を見てると、アメリカの貧富の格差というのはほんとにすさまじいもんだと思います。まあどこの国でも保守現職ってのは強いんですね。エンディングはとても感動的です。
これもNetflix制作だったと思うけど、こういう作品を作って配信できる、というのがネット配信会社の社会的意義かな、と思ったりします。