目黒駅にほど近い庭園美術館で、年に1度の旧朝香宮邸の建物公開展があるとのことで、いそいそと出かけてきました。
と言っても初めての訪問なので、普段どの程度公開されているのか分かりませんが。とりあえず素晴らしいのは、ほぼすべて部屋が撮影可能ということです。相当蒸し暑い日に出かけてしまいましたが、冷房が十分に効いているので、じっくりと室内を見て回ることができました。
例によって外観写真を撮り忘れてしまいましたが、想像するより遥かに邸内は広いです。それにも増して、装飾類がいちいち凝っているの細部を見だすと一日いても時間が足りないかもしれません。
ここのところカーテンの撮影にこってます。いい雰囲気ですね。
こちらは入り口はいってすぐの大広間。正面は開口部ではなく大鏡です。手前の天井の照明が写り込んでます。
いくつかのテーブルには食器がアレンジしてありましたが、これも今回の展示期間だけのものかも知れません。
このガラスの造形は、ブラタモリを見ている人ならわかりますよね
そしてカーテン。。
庭園を見下ろせます。
今回の関心の一つは丁寧な加工が施されたガラス。ガラスごとに様々なパターンの装飾が施されていて見飽きません。このうねうねした表面は、つい触ってみたくなりますが、もちろんダメです。。
今回個人的に一番気になったのが、この大階段にあるカーテン。日差しをいい感じに含んで室内に適度な明かりをもたらしています。
繊細に設計されていますね。
こちらは普段は非公開という3階のウインターガーデン。滞留時間?が10分程度と制限されていますが、大丈夫です。暑くてそう長くはいられませんから。四方ガラスで囲まれた温室状態なので冬場は快適でしょうね。
カーテン、カーテン。。
このガラス、フォトショップみたいな効果があります。ちょっと絵画的ですね。
この照明も造形が凝ってます。やりすぎ、という気がしないでもないですが。
こちらの展示、9月23日までやっているそうですので、お好きな方は是非。